2024-11-18

田井です。

先日とある居酒屋に入り、さあビールを頼もうとメニューを見ると、そこはキリン、アサヒ、サッポロと3銘柄を選べるお店でした。
なんだか得した気分になりながら、ふと、日本のビールの歴史が気になり調べてみました!

古くは1613年(慶長18年)、長崎は平戸港に入港したイギリスの船の積荷にビールの名前があり、これが最古の記録ではと言われています。

1869年、日本で初のジャパン・ヨコハマ・ブルワリー開設。
1876年、サッポロビールの始まりとなる「開拓使麦酒醸造所」が札幌で設立。
1885年、キリンの前身となるジャパン・ブルワリー・カンパニーが横浜で設立。
1892年、大阪の吹田村で大阪麦酒協会が「アサヒビール」を発売。

そして1901年、いよいよ「麦酒税法」が公布。
ビールに初めて税金が課されました。大事なこととはいえ、辛党からするとなんとも悲しいお話です。

さらに1955年、「公給領収証制」が公布。
先に支払いを行う店では100円以下が免税となることから、当時500mlで126円だったものを、ビアホールでは435mlに量を減らし100円での販売に変更されたようです。
この免税とする為に量を減らした後の435mlが、現在に至る中ジョッキ容量の始まりだそうです!

この後、1994年にも酒税法が改正され、60klから製造できるようになり、続々と地ビールが開発されるようになりました。
大阪だと箕面ビールが有名ですが、北区や中央区にも小規模ながら個性のある醸造所がいくつかあります。飲み比べてみるのも楽しいですね!

今回調べてみて、普段何気なく接していることにも歴史があり、たゆまぬ努力と、成功に甘んじず常に研究を重ねて成長し続けている姿を感じることができました。

私自身も努力・継続、まだまだ成長したいなぁと思うばかりです。