2022-10-24

入社して約4カ月となる丸山と申します。
 私は生後数ヶ月で東京を離れ以後はずっと大阪ですが、関西弁をほとんど話しません。周りに関西弁を話す人がおらずテレビやネットの動画などのイントネーションが身についたためで、実は標準語と関西弁の区別がついておらず、時折場違いな関西弁が混じり恥ずかしい思いをすることがあります。
 言葉と言えば、幼稚園から小学3年生まで中華系の学校に通っており、校内の会話や授業は全て中国語で日本語は週に数コマの授業でしか使わない環境だったので、その頃は日本語よりも中国語の方が得意でした。中国語は現在でも日常会話レベルなら話せますし、ニュースを聞く程度ならできます。なんとなく字が読めて意味も理解できます(書くのは難しいですが)。
英語は中学生以降でたくさん学んだのに聞き取りも満足にできない事を考えると、言語に関しては幼少期の経験が大きく影響するのを実感しています。

 私の趣味は読書とゲーム、惰眠を貪ることです。
 私は特に長編小説を読むのが好きです。読書の醍醐味は他人の人生を追体験できる感覚を味わえる点にあると思っています。文字による描写を頭の中で想像することで、時には退屈な現実から解放される気分を味わえます。いつかは想像の中だけではなく、もっとバーチャル技術で非現実的な体験をリアルに味わえる事を期待している一方で、いざ実現したら引きこもりになってずっとゲームしている自分を確信しています。
 また、ゲームでは2020年に発売された「Microsoft Flight Simulator 2020」に一番興味があります。蓄積された衛星写真や航空写真をもとに地球上全てを再現したマップ上で飛行機を飛ばし、上空からの景色を楽しむゲームです。3.7万の空港、15億の建物、実際の山・川・道路・2兆本の木が再現されているとのことで、ゲームの進化に驚き、仮想世界の実現も近いのではと期待してます。添付の写真はそのゲーム内のヒトコマです。興味がありましたら、ぜひ遊んでみてください。

 これらの私の趣味は、いずれも少しの支出で長時間楽しめて非常にコスパが高いです。この「コスパ」と対をなす言葉に「タイパ」という言葉あるのをご存じでしょうか。「タイムパフォーマンス」の略です。タイパとは、効率的に時間を使うことを目的として、かけた時間とそこから得る満足感の対比を意味します。
 今の若者の間では、この価値観を重視してニュース等の情報収集からアニメや映画まで倍速視聴する人が増えているそうです。私はニュース系は倍速視聴しますが、観ること自体が娯楽となるアニメや映画は等速視聴しています。映像作品を倍速で見るとセリフや動作の印象が異なり受け手の感情が倍速再生に追いつかず、ドキドキやワクワクといった感情も生じにくいと思っています。この「タイパ」の流行は、さすがに度を過ぎていて、少し理解しがたい価値観だと私は思っています。とはいえ近年は驚くべき速さで価値観が変化し、多様化している時代なので、"このような価値観もあるんだな"程度に受け入れる必要性もでてきたのではないかと感じています。

 初回なので自己紹介と趣味について書きました。これからお目にかかる機会がありましたら、その際はどうぞよろしくお願いいたします。